◆相談・ヒアリング◆
電話・FAX・メール等でご連絡頂き、お気軽に当社に足を運んで下さい。
家への思い、希望、予算、家族構成、どんな事でもまずは話してみましょう。
当社の建築に対する考え方や設計スタンス、施工方法を以前の建物の写真や図面などで
判りやすく説明いたします。(時間があれば以前施工した物件に御案内いたします。)
双方の家づくりに対する考え方が同じ方向であったなら、具体的な次のステップ・
オリエンテーションに進みます。
◆企画・計画・概算見積◆
敷地調査を含めできるだけ多くの資料を集め、お客様に合った家を提案いたします。
提案は当初2提案提出いたします。というのは比較対照の中で様々な意見、要望
また自分たちでは気づかなかった考え方が見えてきます。
企画提案書内容
・配置図兼各階平面図(家具レイアウト含む)
・内観パース3D(1~2ポイント)
・外観パース3D(1~2ポイント)
・概算見積
この企画段階が非常に大切であり、重要です。提案書をもとにご家族で充分
話し合って頂くことで、家づくりを通して家族のあり方が見えてきます。
ここではできる限り時間をかけてください。
◆設計業務委託契約◆
※設計業務のみの場合
当社の主たる業務内容は設計・施工・監理です。設計と施工が連動することで
無駄な時間をかけずに、監理コストが抑えられた設計料が通常の設計事務所に
依頼するよりも安くすみます。
設計業務のみの場合、この時点で設計業務委託契約書を交わします。
(設計施工の場合は通常、工事請負契約内に含みます)
設計業務報酬目安(設計施工の一般的な木造住宅の場合)
・企画・基本・実施設計料(SS式地盤調査費含む)・・・¥20,000/坪~
・建築確認申請業務(図面・書類含む)・・・¥250,000~
例)40坪の場合 ¥1,080,000~
・監理料(設計のみの場合)・・・¥10,000/坪~
注)木造住宅以外の設計及び増改築工事については個別に相談いたします。
各種申請に関わる手数料や証紙代は別途精算をお願いいたします。
建築確認申請以外の各種許可や申請が必要な場合は個別に相談します。
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◆基本設計◆
ここからは具体的なプランニングに進んでいきます。
より具体的な要望(機能・間取り・空間構成・仕上・環境・設備)をお客様と共に調整と修正を
繰り返し、まとめて行きます。通常2~3回程度の打合せを行います。
地盤調査はこの段階で行います。
◆実施設計◆
基本設計を基に見積や施工ができる図面を作成します。当社ではこの段階で施工図まで
作成します。
実施設計図内容(木造住宅の場合 約30~50枚 A2サイズ)
1)共通仕様書
2)設計概要書・内外部仕様書
3)配置図・面積表
4)各階平面図
5)立面図
6)矩計図
7)詳細図
8)展開図
9)天井伏図
10)建具表
11)家具・建具詳細図
12)外構図
13)構造図
14)電気設備図
15)空調・換気設備図
16)給排水・衛生設備図
◆建築確認申請◆
実施設計がほぼ完了する頃、行政機関へ建築確認申請を提出します。
建物が建築基準法・都市計画法・消防法並びにその他の関連法に適合しているかのチェックを
受けます。
計画された内容が適合している証明として、建築確認済証の交付を受け、着工に入れます。
注)建築確認申請以外に、建築される場所や用途により、開発許可や都市計画法施工規則
第60条証明、更に道路後退の事前協議等、必要な場合がございます。
通常の木造住宅で約1週間、木造以外で構造計算が必要とされる建物で約3週間程かかります。
◆見積り◆
実施設計図に基づき見積を行います。
当社では、各工事に分けて毎回原価見積を行い、それに対して現場経費・管理費等を充分
検討し、見積書を作成します。一般的な住宅の場合でも30~50ページになります。
見積内容を確認していただき、希望予算と一致するよう検討いたします。計画内容が膨らんで
予算オーバーとなる場合があります。必要に応じて多少の計画変更や仕様変更が行われ
予算と合わせられるよう調整を行います。
◆契約◆
設計図書・見積書並びに約款に基づき工事請負契約を結びます。
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◆地鎮祭・着工◆
建築敷地の守護神をお祭りし、工事期間中の無事進行と土地建物の安全堅固、弥栄(いやさか)を願い地鎮祭を行います。
注)地鎮祭における祭事の設営や宮司の手配、お客様に当日の用意していただくものなどを
わかりやすく説明いたします。
祭事が終わり、いよいよ工事着工。まず建物の配置、基準となる高さ確認していただきます。
★ポイント・・・当社では私(田中)が責任もって設計士の立場から施工監理を行います。
ほぼ毎日現場に足を運び、施工が設計図書通り行われているか確認・指示し
工事記録写真を残します。お客様のご了解がいただけた場合は、現場日記として
ホームページ上で公開いたします。
◆上棟◆
木造在来工法の最大の魅力、それが上棟です。
この架構の姿・かたちで建物の美しさ、丈夫さがほぼ判断できます。
棟木がのり、骨組みが完了した後上棟式が行われます。建物の守護神、工匠の神にここまで
工事が無事進んだ事への感謝と、これからの無事完成を祈願します。
注)上棟式の後、お客様によっては直らいをご用意される場合もございます。風習や建設場所に
よってやり方も様々ですので何なりとご相談ください。
◆造作・定例会議◆
木造住宅の場合、工期は着工から完成引渡しまで4~6ヶ月が一般的です。
この間にできる限りお客様には現場に足を運んでいただき、定例会議等の打合せを行います。
図面上で一度決定した各仕様(材料・色・器具等)は実際に現場が進んでくるとより具体的に
なり、要望に変化がでてくるものです。各メーカーのショールームや実際のサンプルで確認
いただき最終決定していただきます。
★ポイント・・・当社では私(田中)が設計・施工・監理、更に見積まで行っていることで
例えばこの時で変更があっても可能な限り迅速に対応できますし、見積も予め
提示いたします。
全体工程表を作成し、各工事の流れとお客様に最終決定していただく各仕様の時期を明確にし
工事が予定通りスムーズに進行し、完了するよう心がけています。
◆竣工・検査・引き渡し◆
各検査(役所・施主・自社)を行い、不良工事や残工事の確認を行います。
工事引渡しにあたっては、以下の引渡書類を作成し、内容をご確認いただき引渡しとなります。
引渡書類
1)建築確認申請書(副本)
2)建築確認済証
3)工事完了検査済証
4)各種保証書(白蟻・FRP・外壁・住宅性能保証等)
5)鍵
6)残工事・完了検査リスト
7)工事記録写真
8)協力業者リスト・緊急時連絡先
9)設備機器取扱説明書
10)登記必要書類
・ 工事完了引渡証明書
・ 会社印鑑証明書
・ 会社登記簿謄本
注)工事期間中の火災保険は当社にてかけてあります。引渡し以降はお客様により
新規加入いただくようになります。
◆定期点検・アフターメンテナンス◆
・1年点検(無料)
引渡し1年後に、定期検査を行います。
建物は1年経つことで、この期間に不具合が最多く現れます。
・1年以降~
当社では建物を建てられたお客様に毎年12月にカレンダーをお届けします。
その際に不具合や要望、増改築等の相談がございましたら申してください。
★ポイント・・・当社では定期検査以外にも、生活・暮らしの中で出てきた不具合や要望に対して
迅速に対応いたします。何なりと電話・FAX・メールにてご相談ください。
地元の工務店として当社が続く限りできるだけのアフターケアをお約束します。